私の朝の日課は、Apple Watchとともに歩くお散歩(およそ5,000歩)。健康維持のために、しかも子どもからプレゼントされたApple Watchという思い入れもあって、毎朝歩くことを楽しく続けられています。
そんな折、「歩くだけでポイントや暗号資産が貯まるアプリ」の存在が気になってきました。健康習慣に「ちょっとしたお得」がプラスされる感覚は、まさにモチベーションのブースター。生成AIに調べてもらった結果、興味深いアプリが山ほどあり、それぞれの特徴や注意点も多様でした。
今回のブログでは、その仕組みから選び方、具体的なアプリ例(iPhone版)、使い方のコツまでをまとめてみました。
「歩くだけでポイントが貯まるアプリ」とは?
こうしたアプリの最大の魅力は、
- 手間がかからないこと
- 健康とお得を同時に叶えること
歩数はiPhoneやApple Watchのモーションセンサが自動で取得し、アプリの起動も不要で自動共有される仕組みです。つまり「歩く → システムが記録 → アプリがポイント化」という流れ。わずらわしさゼロで日常に溶け込みます。
高齢者目前の身としては、無理なく続けられる健康習慣に、ちょっとしたご褒美がついてくるのは嬉しい驚きでした。
仕組みとビジネスモデル:なぜ無料でポイ活できるのか?
仕組みの要は、Appleの HealthKit を通じた歩数データの安全かつ便利な共有です。アプリがHealthKitと連携することで、起動不要で歩数を取得し、ポイントや報酬に変換します。
企業の収益モデルには、以下のような構成があります:
- 広告収入/提携報酬:アプリ内広告や提携サービスへの紹介など
- 自社ポイント経済圏への誘導:楽天、Ponta、Coke ONなどへの送客
- トークン・NFT・有料プラン:暗号資産系ではNFT販売やトランザクション手数料が原資
このため、ユーザーは初期費用なしで“ちょいお得”を体験できる仕組みとなっています。
使用上の注意点:安心・快適に使うために確認したい3点
- セキュリティ/プライバシー:HealthKitを介する歩数の共有は、ユーザーが明示的に「歩数」のみを許可した場合、位置情報など他のデータは共有されません。
- バッテリーへの影響:HealthKitの処理はバックグラウンドで効率的に行われるため、複数アプリを入れていてもバッテリー消耗は少ないです。
- アプリの重複利用(併用可):同一の歩数データを複数のアプリで共有できるため、“歩きの二重取り”が可能です。
主なアプリと特徴【比較表】
アプリ名 | 特徴・モデル | 主な使い道・利点 |
---|---|---|
BitWalk | 歩いてポイント→広告収益の一部をBTC報酬。HealthKit連携。 | 少額BTCに交換。投資型としても面白い。 |
SWEATCOIN | 歩数→アプリ内通貨SWEAT獲得、マーケットや特典交換可能。 | スポーティな視点と報酬両方楽しめる。 |
STEPN | NFTスニーカー購入→歩くことでGST/GMT獲得(M2E)。投機性高め。 | 暗号資産やNFTに興味ある人向け。 |
Walken | 歩数→エナジー→ゲーム対戦→WLKNトークン獲得。 | ゲーム要素を重視する人向け。 |
dヘルスケア | 5,000歩達成でdポイント抽選など。健康管理+ポイント両立。 | 楽天経済圏以外の人にも使いやすい。 |
楽天ヘルスケア | 毎日5,000歩で楽天ポイント、継続でボーナス。 | 楽天ユーザーにおすすめ、確実性高い。 |
Green Ponta Action | 歩数・睡眠・クイズなどでPontaポイント獲得。 | Ponta活用者に親和性高く、行動の幅が広い。 |
RenoBody | 8,000歩で1 WAONポイント。ダイエットサポートも。 | イオンユーザー向け、健康+買い物連携。 |
ANA Pocket | 移動でポイント→ガチャ→マイルやクーポン。Proで倍率UP。 | 旅行好き・ANA会員向け。 |
Coke ON | 歩数達成でスタンプ、15個でドリンクチケット。 | 目に見えるリターンで継続しやすい。 |
トリマ | 歩数・移動距離→マイル、広告視聴で追加獲得。 | 日常移動を活かして稼ぎたい人に最適。 |
WeWard | 歩数で現金やギフト、寄付などの報酬あり。 | 社会貢献や楽しさ重視の方、国際感あり。 |
WalkCoin(アルコイン) | 歩数・ミッション→コイン→PayPay等に交換。SB系運営。 | PayPayユーザーに便利、広告視聴で稼げる。 |
Money Step | 歩数ごとにトラノコ投資ポイント獲得。 | 少額投資を歩きと共に始めたい人向け。 |
aruku&(あるくと) | 歩数・ミッションでポイント→ドットマネー、抽選で特産品。 | 楽しみながら長く続けたい人向け。 |
活用のコツ:健康×楽しみ×お得にする方法
- 目的別アプリ選び:確実性なら『Coke ON』、楽天活用なら『楽天系』、楽しさ重視なら『WeWard』や『Walken』、暗号資産興味ありなら『BitWalk』や『STEPN』。
- 複数併用で効率アップ:HealthKitなら歩数データが各アプリに反映され、アプリ起動は不要。
- 定期的な成果確認:月末に獲得ポイント/スタンプを振り返り、効率を見極めましょう。
- セキュリティ確認:iPhoneの「設定」→「プライバシー」で不要なアクセスをオフに。
まとめ
「歩く」は単なる移動ではなく、ちょっとした仕組みで「健康 × お得 × 楽しみ」に変わる習慣になると感じています。自分のライフスタイルに合わせて、いくつか試してみたいと思います。